山岳紅葉の聖地 紅葉の涸沢 1日目

中部地方山登り

涸沢といえば、日本一の紅葉。
日本一の紅葉といえば、涸沢。

そのぐらいに登山する人の間では、涸沢の紅葉は有名です。
ただいくとなると、山小屋混雑は1つの布団で3人で寝るという荒行。
日帰りでいけないことはないのですが、かなりスケジュール的にはタイト。
今までは見送ってきましたが、今年はテントを購入したので、いざ涸沢の紅葉へ。

涸沢で2泊して、中日に穂高にいこうと思ってたのですが、
1日目は天気予報が悪かったのと、腰痛気味のため気分が乗り切れず、
上高地の手前、平湯温泉で1泊することにしました。

ということで、のんびりと出発。

お昼ごはんは、飛騨高山の高山ラーメン。
「麺屋しらかわ」。
高山市内の鍛冶橋から近いので、観光にも便利な場所にあります。

中華そば(並)650円。
味付き玉子100円をトッピング。ボリュームあって、麺もコシがありました。
美味なり。

ひらゆの森「レストランもみの木」特上ロース焼肉定食2,500円。
お肉はもちろん飛騨牛です。

わさび醤油で食すのがおススメとのこと。
飛騨牛の脂はさっぱりしてるので、良い食べ方ですが、ご飯がっつりの場合は・・・

平湯から始発のバスで上高地入り。
あかんだなからの乗客と合せても、バス1台で納まりました。
思ってたより、人が少ないのかな。

上高地バスターミナル。翌週が3連休なので、そんなに人が多くない。

上高地ビジターセンターの気温は8度。比較的暖かい気がします。

梓川へ出ると、焼岳に朝日が照らし出すところ。

とりあえず的な河童橋からの風景。
ようやくスタート。

明神で早くも小休止。
いつもなら休憩しないのだが、腰痛をかばって歩いていると、異様に足が疲れる。

徳沢のテント場前の道。日差しも差していて、とっても心地よい。

徳沢園前、紅葉が始まってますね。

ようやく横尾到着。平坦な道は終わります。
正面に屏風岩、左奥に前穂高の東稜。

前穂高の東稜。カッコいいです。

横尾大橋をわたり、涸沢方面へ。
ここからようやく登りがスタート。

国内最大級の一枚岩、屏風岩。標高差600m。

秋らしくなってきましたが、気温がどんどん上昇して暑い。

屏風岩。これを登る人がいるから、すごいもんだ。

正面に北穂高が見え始めました。
これから左に回りこむのですね。

標高が高い場所は、紅葉がピークのようです。

本谷橋。地図上に掲載されてる最後のポイント。たくさんの人が休んでます。


本谷橋をすぎると急登が始まります。道も狭く、遅い人が増えて、しばし渋滞します。
日陰になり、涼しいのでほっとします。

北穂から伸びる尾根は、紅葉まっさかり。

横尾本谷。この奥に槍ヶ岳があるのかな。

縦バージョン。

眺めの良いポイントで記念撮影。

標高があがってくると、赤に染まるダケカンバが登場します。

紅葉のトンネルを登ります。

屏風の頭。まるで紅葉の雲海から、顔を出しているよう。

屏風の頭。縦バージョン。
日差しがあたると眩しいほど。

涸沢が近づいてきました。
曇っていましたが、時折り差す日差しが、おもしろ風景を作り出します。

ヒュッテの情報では、カール下の紅葉は5部ぐらいということでしたが、見ごろでした。

円形劇場、涸沢カールへ。
涸沢ヒュッテ下の紅葉部分にスポットライトがあたっています。

振り返っても絶景です。

涸沢ヒュッテに到着。空腹でバテバテになりました。

ヒュッテのテラス。もちろん無料ですが、有料でも良いんじゃないですかね。

2回目なので、あっさり設営できました。14時前だったので、比較的空いてました。

遅めの昼食にヒュッテでカレー900円とCCレモン400円。絶景見ながらの食事は最高。

曇ってますが、それでも綺麗な涸沢カールの紅葉。こりゃ来る価値ありますね。

涸沢カールの説明が細かく書かれています。

カール内に日差しが届いてきました。

西に穂高の尾根があるので、あっという間に日陰になります。
まだ午後4時前。

乾燥野菜がはいったスープのもとに、セブンイレブンで買った冷凍豚肉と鮭をいれて・・・

味噌鍋。レトルトじゃなくて、しっかりした具があるとうまい。

カール内にガスが立ち込めてきました。

秋は夜長とはいえ、まだ18時。
さすがに寝るわけにいかないので、ヒュッテにいって本読んだりダラダラと。

これも涸沢名物。思っていたよりテント少ないです。
一昨年の3連休は1千張りだったらしい。

ガスが晴れてきて、星空が見えてきました。

星空撮影は難しい・・・オリオン座かな。