3台のマイクロバスの乗客が船に乗り込み、
船は10時ごろに出発しました。
乗客は30人ぐらいですが、船は2階に分かれていて、比較的ゆったり。
だいぶ風も穏やかになって、波も静かです。
まずは、西表島の船浮集落で下船観光です。
この集落は道でつながっていないため、
1日3本ある船でしか来ることができません。
スタッフの方が、島内を案内してくれます。
船浮集落には40人の住民の方がいらっしゃるようです。
かまどまとは、この船浮に住む絶世の美女のことで、
西表島に住んでいた殿様との間にできた恋物語にまつわる
民謡が描かれている。
集落内にはブーゲンビリアがいっぱいさいてました。
紫色の部分は花ではなく、葉っぱなんです。
花が小さいため、虫に見つけてもらいやすくするために、
葉に色がついたそうです。
船浮の小中学校です。
校門の左側に小学校、右側に中学校と書かれています。
全校生徒は4人で、先生を含む従業員は8人だそうです・・・
岸辺にはたくさんの蟹がいっぱいいました。
左の青いのがルリマダラシオマネキで、
右の小さいのがオキナワハクセンシオマネキ。
日中の暑い時でもあったんでしょうが、
観光客以外には人気がまったくありません。
まさに陸の孤島「船浮」でした。
民宿もあるようですし、本当の離島気分を味わったり、
のんびり過ごすにはいいかもしれません。
集落の浦には綺麗なビーチもあるようです。
イダの浜
海の上から見てもわくわくするほど、綺麗な海の色。
珊瑚が筋状に広がっているのが分かります。
正面に見えている浜は、船浮集落から歩いてこれるイダの浜。
元気な珊瑚があたり1面に・・・
思わず言葉を失うほどの珊瑚の森が広がります。
珊瑚がない場所を探すほうが大変なほど、珊瑚が元気です。
様々な種類の珊瑚が折り重なるように密集しています。
北側にあるから比較的台風のうねりの影響などもないのでしょうか。
もともとこの船浮きのある湾自体は、
船舶の台風からの避難場所にもなってるようです。
一昨年にピュアマリンクラブさんで、
石西礁湖をスノーケリングをしたときのポイントに匹敵するほどの美しさ。
透明度は負けますが、珊瑚は今まで見た中で一番!
魚に目が行く前に、いきなりウミヘビが目に飛び込んできました。
アオマダラウミヘビです。
猛毒をもっているのであまり近づかないように・・・
基本的に襲ってきたりはしません。
綺麗という言葉しか思い浮かびません。
久しぶりのハマクマノミ。
宮古島では嫌っていうほど見たんですが、今回はそれほど出会わなかった。
よくテーブル珊瑚といわれるハナバチミドリイシ珊瑚。
よくホワイトシンドロームという意味不明の病気でやられる珊瑚です。
珊瑚の森が筋状に固まっているので、
写真のような場所が多く、珊瑚の淵にたくさん魚が集まっています。
魚たちにとっても楽園ですね。
大きいサイズで見てくださいね・・・
ブラウザ上でサイズ指定してるので、上の写真は汚いです。
これだけ珊瑚が綺麗だと、ぜんぜん魚に目がいかなくなっちゃうんですが、
魚は結構いました。
約50分間は、完全フリータイム。
一応船の上から監視をしていますが、見える範囲内なら自由に泳いでもOK。
この旅での楽しさのピークはまさにここでした。
ほんと来て良かった!
余談ですが、珊瑚の上にレンタカーのキーを発見。
5mぐらいの場所に落ちてたので、潜ってとってきましたが、
今日のお客さんのものではなかったようです。
さぞかし困ったんでしょうね・・・
網取湾
ポイントを網取まで移動してきました。
右の浜の向こうには白い建物があり、以前の小学校でした。
昔は人が住んでいて、集落もあったそうですが、
マラリアの大流行や、交通不便などの影響もあり廃村となっています。
昼食のお弁当は、網取の景色を見ながら船の上で食べます。
早く泳ぎたい気持ちを抑えながら・・・
ランチョミート、コロッケ、だしまき玉子、鯖、シュウマイ、野菜の煮物・・・
バランスよいお弁当でとっても美味しかった。
珊瑚的にはいまいちな場所でしたので、
ゆっくりと魚観察することにしました。
波も流れもなくてほんと穏やかな場所でした。
かわいらしい顔してるセグロチョウチョウウオ。
ナンヨウブダイかな。
青い魚タイに紫色のうろこ模様がとっても綺麗。
でも、目が怖い。
Camera:Panasonic Lumix DMC-FT1
ブダイの仲間だと思うんですが、
自分の持っている本には載ってませんでした。
チョウチョウウオにしては、
淡い感じの色のミゾレチョウチョウウオ。
初めて見ました。
だったので流し撮りで必死に撮影w
顔なんかトゲチョウチョウウオにそっくりなんですが、
スダレチョウチョウウオ。
体の模様がスダレっぽいのかな。
深い場所にわりと大き目の魚がたまってました。
鮮やかな黒のストライプに黄色のアヤコショウダイ。
阪神タイガースカラーですね。
ほとんど動かずにじっとしています。
真ん中の魚ははウケグチイットウダイで、
赤っぽい上と下の魚は、クロオビマツカサ。
ペアで泳いでいたヒレナガハギ。
写真でよく見るとほんと複雑な模様してますね。
最後にハマクマノミ。
もともと攻撃的な魚なんだけど、特に攻撃的でした。
サバ崎
最終ポイントはサバ崎付近ですが、
結構海の真ん中・・・
深い部分からの浅い場所への珊瑚エッジが楽しめるおもしろいポイントです。
この透明度で深い場所は底が見えないから、結構深いのかも。
魚の数も多い。
珊瑚だけじゃなく、海の青さも楽しめる。
ノコギリダイの群れ。
100匹やそこらじゃない数ですね。
ゴマチョウチョウウオ。
淡い黄色にゴマのような点々が・・・で、ゴマチョウチョウウオですか。
意外と名前のつけ方って簡単なものが多いですね。
ヤリカタギ。
槍先のような形なのかな・・・
トノサマダイ。
チョウチョウウオ系統含めて、似たような魚が多くて、
なかなか名前を覚えるのは大変。
デバスズメダイ。
単純な一色だと思ってたんですが、綺麗な色してますね。
浦島太郎がずっと竜宮城にいたのも納得です。
時がたつのも忘れてしまいます。
コテンハコフグ。
狸のような、パンダのようなハコフグ。
モンガラカワハギ。
奇抜なデザインですね・・・
オオフエヤッコダイ。
魚というより、鳥が泳いでいるようにも見えます。
だいぶ奥のほうまで泳いでいくと、枝珊瑚が群生していました。
スノーケリングはこれにて終了です。
各ポイントで1時間弱ほどの時間がありましたが、大満足でした。
1日目、2日目のうっぷんを晴らしてくれました。
西表島にはあまり珊瑚のイメージがありませんでしたが、
こんなに素晴らしいポイントがあったんですね。
クイラ川探索
しげた丸のおもしろツアー・・・
なんでおもしろいのかすごい疑問なんだけど、
まあツアー内容が豊富だからだと思います。
船浮集落の散策、スノーケリングが3ポイント、
最後はマングローブを探索します。
船長のしげたさんが運転しています。
いい味だしてますよ。
途中からは、小さいボートに乗り換えてマングローブ内を探索。
スタッフの方が、マングローブの説明もしてくれます。
浦内川よりもこっちのほうがマングローブをゆっくり見れます。
ぎっしりと根を下ろしています。
クイラ川を上流を目指して進んでいきますが、
とても水深が浅いので、ボートはゆっくりと進んでいきます。
クイラ川探索のゴールは、「水落の滝」。
浅すぎるからだと思いますが、それともカヤックの人がいるからなのか、
近づかずに、Uターンして戻ります。
たまたま左側に座ってて右回りでUターンして、
望遠レンズもってたから、撮れたんですけど・・・
ほとんど見えてない人もいたような。
しげた丸がみえてきました。
船名が「しげたまる」と平仮名で書かれていますね。
船体も丸みがあってかわいい。
天気もほんと良かったし、大満足のおもしろツアーでした。
これで6,800円は安いなあ。
船までの時間が少しあるからと星砂海岸でフリータイム。
泳ぐ気満々だったけど、さっきまでのギャップに苦しみそうだったので、
やめておきました。
西表島・上原港→石垣港
水着が濡れている人は外のベンチに座らされます。
当然なんですけど。
後ろにエンジンがあって、爆音上げて走っていくので、すごいうるさい。
乗客のほとんどは、遊んだ帰りなんでしょうね、みんな寝てました。
石垣港に豪華クルーズ船が停泊してました。
皆既日食まであと2日なので、
これから北上して皆既日食帯に向かうのでしょう。
何も考えずに休み取ってしまった加減もあるけど、
あと1日、休みを取っておいたら良かったかな。
今日の宿はホテルピースランド石垣で、目の前が繁華街という立地。
3連休も最終日なので、だいぶ人も減ったようです。
街中にいるとぜんぜん夕陽も朝陽も見れずじまい・・・
今日の夕陽は綺麗でしょうね。
あやぱにモールで買い物して、
石垣3回目にして、3回目の焼肉金城にやってきました。
ほかに有名店はあったんですけど、まあ前回は結構おいしかったし、
何よりも、ホテルと同じ建物にあるという便利さ。
食べて、飲んで、即寝できますw
3連休中は1時間近く待ったこともあったのに、
お客さんは半分も入っていなかった。
なにわともあれ、タン塩でスタート。
ひさしぶりの肉ですな・・・
分厚さはないんだけど、いい味してます。
薄い場合は、片面だけ焼いて、肉汁ためて、レモン絞って、口の中へ。
じゅわっと~~、すかさずオリオンビールで流し込みます。
特選肉盛り5,880円を注文。
前回よりグレードアップしたんちゃうかな。
左がフィレ肉1人前、右側がカルビ1人前、奥にロース2人前。
写真が奥なんで分かりずらいけど、
ロース2人前はほんとステーキ1枚分のボリュームでした。
もちろん味もいうことなし。
やっぱり肉は素材ですね・・・
一応聞いてみたら、店内に掲載しているメニューはミノ以外すべて石垣牛。
でも、これを一度食べると、安いのは食べられなくなりますね。
1年前にきたときはこれでした。
やっぱり良くなってるよな。