東の空の朝焼け。
右の山は大天井岳です。
前日に比べて、風が弱かったのですが、雪渓のおかげで、やっぱり寒かったです。
冷気で、テントのフライシートはびっしょり。
朝日に照らされてます。
水気を吸ったテントは乾かせずに背負ってるので、ずっしり重たいです。
槍ヶ岳。
西鎌尾根に雲が覆いかぶさっています。
三俣峠までの登り返し。
あれ、天気が悪くなってる。
予定では、三俣蓮華岳に登って、
双六岳までいく予定でしたが、この天気だと・・・
巻き道を通れば、ピークはないので早く帰れます。
悩むな・・・
時間もあるので、三俣蓮華岳へ来ましたが、やっぱりこの天気。
晴天の1日目に訪れていて正解だった。
双六岳へ続く稜線。
多少のアップダウンを繰り返して歩いていきます。
おおお、ガスがとれてきた。
槍ヶ岳も見えてきた!
やっぱり晴天は違いますな~~。
目指す右側の双六岳も、もうちょっとで雲がとれそう。
昨日歩いてきた、中道との分岐です。
この場所はほんと絶景です。
すばらしい登山道ですね。
中道を下って歩くと、槍ヶ岳が正面に見えてるのか。
一昨日は、逆から歩いてきたので、気づきませんでした。
双六岳へは、緩やかに登っていきます。
双六岳2,860m到着。
この石だけが置いたんだ?
360度の絶景がひろがる双六岳。
晴れて良かったです。
東方面。
双六小屋への下山道は、槍ヶ岳、穂高連峰の絶景が広がります。
南西方面。
笠が岳へ続く稜線。右の尖峰が笠ヶ岳です。
北方面。
歩いてきた三俣蓮華岳への稜線。
鷲羽岳も、水晶岳も、さらに野口五郎岳もばっちり。
同じく北方面を少しズーム。
手前から、三俣蓮華岳、祖父岳、ゴツゴツした水晶岳、赤っぽい赤牛岳、
さらにその奥、立山もばっちり見えてきました。
北西方面。
黒部五郎岳とそのカールも見えてきました。
すばらしいカール地形ですね。
髭そってないや・・・
ここを歩いて下るのか~~。
槍を見ながら、槍に向かって歩く!
しかし午前中だから、槍ヶ岳は逆光だけど。
きりがないので、そろそろきりあげて、双六小屋へ下っていきます。
よい眺望!
ほんと槍に向かっていってる。
南西方面
左奥に、乗鞍岳までみえてきました。
今回背負ってたのはこんな感じ。
マットを外付けしていたので、いつもの48リットルに充分はいりました。
う~、昨日晴れてくれていたら・・・・
歩いてきた山々を名残惜しく振り返ります。
双六岳と双六小屋の直通ルートは、なかなかの急登です。
下りるほうは楽ですけど。
直登ルートは雪が遅くまで残っていたらしく、
一週間前に開通になったばかり。。
みんなしんどそうに登ってきます。
今回のルートでは、この区間が一番急登でした。
双六小屋。
お腹がすいてきたので、柿の種でしのぎます。
目的は、鏡平小屋のかき氷。
お腹膨れない気がするのですが、我慢した気分。
双六小屋のテン場も、絶景ですね。
弓折乗越までの間は、
緩やかですが、アップダウンが多少あります。
ミヤマトリカブト。
微妙な色合いで、オニシツモケか、シモツケカか、わからない。
白山や白馬岳と違って、花の写真を撮っている人は少なかったかな。
自分も実際来るまでは、花の多い印象はなかった。
笠ヶ岳へ続く稜線が、雲をおしとどめてます。
でも、左の雲の中には穂高連峰があるので、止めずに流してほしい!
花見平前の雪田です。
ここで両足の親指の裏がめくれてテーピング。
いつも以上に重い荷物や長期には、今のやわらかい靴が不向きなようです。
ここまできたら、あとは下るだけです。
槍ヶ岳が雲の中にはいってしまいました。
稜線と、そして青空ともさよならかな。
弓折乗越から、鏡平まで、下りやすくて30分ほど。
登りは1時間もがんばって登ったのに。
鏡平山荘到着!
かき氷500円。
山小屋でかき氷が食べれるなんて幸せすぎ。
ちらっと見えてきたので、槍ヶ岳を撮影。
このあと、みんな気づいたらしく、いっせいに撮影モードにはいっていました。
みんな登りで休憩している人のようですね。
鏡池にはたくさんの人が休んでいました。
登ってくる人は、かなり暑そうでしたので、
「鏡平でかき氷が売ってましたよ。」
とみんなに宣伝しておきました。
もう目的はないので、どんどん下っていきますが、
かなり蒸し暑いです。
秩父沢に到着。
冷たい水に、みんな気持ち良さそうにしていますね。
小池新道入口です。
登山道はここで終了です。
わさび平小屋前のブナ林。
木陰がありがたい。
わさび平小屋。
名物の冷やしそうめんの看板の誘惑は、厳しいものがあります。
わさび平小屋の脇に流れている川。
この川の水そのものが飲料水になります。
アスファルトの道って、なんか疲れますね・・・
気分的なものなのかな。
林道終了です。
マナーが悪い車が多い。
新穂高ロープウェイの駅まで帰ってきました。
駐車場までの登り返しはもう考えられません。
鍋平駅まで1区間乗車することにしました。
文明の利器ありがたいです。
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この後悲劇が…
給油口が開けられて、オイルキャップが無くなってたんです。
結果的に未遂に終わったみたいで、ガソリンは減ってませんでした。
JAFに電話して確認したら、給油口に詰め物をして気化したものが外に出ないようにとのこと。
被害はオイルキャップだけで済みましたが、車上荒らしとかもありそうなレベルですね。
車内に目立つようなものを置いていたら危なかった。
丹生川村のドライブイン、板蔵ラーメンで昼食。