結局1時間遅れでやってきましたが、
ほんと眠たいです。
最初はぐっすり寝れたのですが、
朝5時ごろから一度目が覚めだすと、
どうも寝つきが悪くて、少し気持ちが悪い。
山間部を走ることがわかっていたのですが、
車酔いをしているのか、もしかして高山病?
そして何よりもとても寒くて、
酸素が薄い!
西北次郎君にいただいた高山病にきくというダイアモックス、
できるだけ水を飲むという教えを守っていますが。
まだ薄暗かった頃の景色はほんと素晴らしかった。
雪がまだ少し残っていて、
遠くには雪をかぶったアンデスの山々。
しかし、写真を撮るほどの明るさではなく、
あとはしんどかったのもあるし。
結局しどろもどろしながらも、
日が明るくなってきました。
時計を見てみると標高は4,275mです。
そら空気薄いはずだし、寒いはず。
ナスカの標高って500mのないだろうし、
かなりいっきに上ってきたことになります。
窓は外の寒さで曇っていますが、
ほんと綺麗な景色でした。
富士山よりも高い場所を延々と走っています。
森林限界点を超えているのですが、
雨季ということもあってところどころ緑も見えています。
これはコケかなにかでしょうか。
しばらくすると朝食サービスです。
オレンジジュースにコーヒー。
パンケーキとゼリー、そして温かいチーズサンド。
実は昨日よりも高いクラスのバスしかあいていなくて、
3列シートなんです。
快適なんですが、144ソル(4,320円)は結構お高い。
アンデスの景色というにはぴったりすぎる景色。
今回も一番前の席でほんとよかったです。
だいぶ標高も下がってきても2000mはあります。
だから空も青いんです。
とたんに車内も暖かくなってきて、
酸素の薄さもかなり解消されますというよりは、
普通に呼吸できます。
一度だけavancayという街で休憩を取りました。
基本的にバスにはトイレがあるので、休憩はなしです。
そしてまた標高をあげていき、
4000m近くへ。
もちろんカーブもあるし、温度差も出てくるし、大変。
後ろのおばちゃん吐いてました。
東南アジアほどではないにしろ、
多少チキンレースをする場面も。
あんまり無理をしないので、のんびりとみてられます。
ベトナムはほんとひどかったし。
14時を過ぎた頃にようやくクスコの看板。
ようやく到着ですね。
クスコは盆地にある街で、
赤い建物が立ち並びとても綺麗そうです。
しかし、標高はまだ3300m近く。
はあ空気が薄い。
結局バスを降りると土砂降りの雨が降ってきました。
クスコはこの時期が雨季にあたります。
タクシーをひろって、中心部へ。
ひさしぶりに荷物も広げて、のんびりとしたかったので、
シングルのある宿に。
中心部のアルマス広場から徒歩3分ほどのホステル・ロハスにチェックイン。
シングルはいっぱいで、ツインも見せてもらいましたが窓もなし。
最後に見せてもらった20ドルにて決定。
ちょっと高いですけど、部屋も広いしかなり満足。
そしてなによりWIFIがまた飛んでます!
バルコニーからの景色。
なんかクスコって雨も似合う街だなあ。
高山病対策としてはすぐに寝ないこと。
そしてあまり動かないこと。
でも、じっとしてられなくて、ちょっと散歩にでました。
インカ帝国時代の首都だったという古都だけあって、
ほんと趣のある町並み。
雨にぬれた石畳の道も素敵。
アルマス広場の噴水と、
カテドラル。
雨も上がって、なんとなく空も明るくなってきました。
ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会とアルマス広場。
どの方向を向いても山はあり、
クスコは盆地なんだと実感できます。
リマでは見かけなかった
自分のイメージにぴったりのペルー人。
クスコではだいぶ見かけるようになりました。
歴史の古さを感じさせる街です。
マチュピチュへいくためには、
必ず寄る町でもあるため、かなりツーリスト向けのお店は多い。
宿の近くにあった小さなイタリア料理屋にはいりました。
ここだったら量が少ないかと思いきや、
やっぱり多かった。
でも、ちゃんと一から茹でていて、外国特有のぶよぶよパスタではなかった。
専用のピザ釜もあったので、ピザも食べに行ってみたい。
そして食べ終わった頃、
すっかりと暗くなっていましたが、
また夜のクスコはほんと綺麗。
夜のアルマス広場。
電飾の色使いなどの規制は、かなり厳しいんでしょう。
かなりよい雰囲気です。
ベンチでのんびり座っていると、
いろんな物売りがきますけど、そんなにしつこくはないです。
中でも印象的なのが、アルパカの毛でつくった人形をうる子供。
おそらく5歳ぐらいの子供。
必死に1ソル…と売りに来ます。
でも、同情しては買いたくないので。
ほんと小さい子供が、頬を赤くして売っているのをみると買ってあげたくなります。
クスコは盆地だけあって階段の多い町。
でも空気が薄いのであまり登りたくありません。
アルマス広場近くの宿だったので、
暗くなってからも帰ってくるのに不安はありませんでした。
もともと人通りは結構多いとは思います。
明日はクスコの町をゆっくりと散歩します。