ミャンマー2006|1日目バンコク乗り継ぎ、ミャンマーへ

シンガポール航空SQ625便(関西国際空港)
2006ミャンマー

2006年正月のネパール旅行ですっかり旅心が再燃。
1月に帰国後、さっそく旅行先を考えた・・・そして、インド。
インドの旅の歩き方を読んで みるが、だまされる・ぼられる・危険・・・
そんなことばっかり書いてある。

まあこれだけガイドブックに書いてあれば、実際だまされることも、
ぼられることもないとは思うけど、そこにいたる経緯が疲れそうだ。
インドに行ったことのある友人に聞くと「短期だったら行かないほうがいい、
長期だったらインドに慣れて楽しくなるけど。」 という答えだった。

ん~そんな時に浮かんできたのが「ミャンマー」だ。
なんとかチケットもまだとれそうだし、正直バガンの遺跡以外あまり興味もないかもしれないが、
とってもミャンマー人は人がよさそうだし、楽しいかもしれない。
ただ懸念していたのは、ミャンマーが暑季にあたる時期で、
あまりの暑さに、旅行シーズンはオフだという。

シンガポール航空

大型連休と騒がれたGWの初日の関空。
午前11時過ぎに到着。

混雑していると思いきや、
シンガポール航空のカウンターはガラガラ。
関西空港も全体的には空いていたようです。
年末にタイ国際航空で出発したときに、
チェックインに30分以上待たされたのが嘘のよう。

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ただJALだけが混雑していました。
混雑というより長蛇の列。
理由はメインに関空を離発着していない航空会社は、
JALにチェックイン機能を委託しているからです。

海外に行くときに習慣になってしまったのが、
本屋で雑誌を買ってしまうこと。
それがなぜかビジネス誌。
海外にいくときぐらい仕事の事忘れたいのに、
なぜなんだろう。
やっぱ日本人って仕事好きなんかな・・・。

シンガポール航空SQ625便
KIX大阪13:25 →BKK17:25

さてさて今回は初のシンガポール航空。
ワールドエアラインアワードでいつも上位にランクインされる評判の良いエアラインです。
さあ、どんな機内サービスがまっているのか。

必ず飛行機の席は窓側を指定します。
理由は上空からの景色も楽しめるからです。
座席ポケットに入っているエアラインの雑誌の最後のほうに地図があります、それと景色を答え合わせしながら、
あ~あの島か、あの街かななと、結構楽しめるのです。
曇っていても雲海の景色を楽しめたりで、
デメリットはトイレに行きにく行きずらいことぐらい。

今回は3・4・3席の配列です。
満席だと思っていましたが、横の席は空席でラッキーです。
隣が空いてるだけで、開放感はかなり大きい。

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さてさて楽しみの機内食がやってきました。
シンガポールにいくわけじゃないけど、タイガービアーで乾杯。
お~機内食の器は普通のお皿っぽくなっている。
今回は洋食をチョイス。
メインは鶏肉のハニーローストをはじめとして、
スモークサーモンのサラダ、クラッカーとチーズ、
どれもうまいです。
今までのどこのエアラインの機内食よりうまい(エコノミークラス)
最後に、ハーゲンダッツのアイスクリーム。
至福のひと時でした。

さすがキャビンアテンダントは気持ちがいいほどテキパキと動いています。
各座席にはパーソナルテレビや足置き場も設置され、テレビでは映画やゲームなんかも楽しめました。
嬉しかったのは映画が自分のみたいものを選べて、しかも早送りや停止などができること。
映画をみて、食事中はゆっくり食べて、また見終わったら続きから・・・。

日本ではまだ上映されていないキングコングを見て、昼寝をしていたらあっという間にバンコク着陸にむけて、降下をはじめます。

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すでに時は午後5時すぎ。
うっすらと雲がかかっていましたが、
地上を見渡すと流れる川の水面に
夕陽に照らされていました。

広いドンムアン空港

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ドンムアン空港第2ターミナルにつきました。
空港は北側から、国際線第1、国際線第2、国内線、貨物と並んでいる。
それぞれ離れているので、エアポートバスなんかは、それぞれ停車する。

ちなみにヤンゴンまではミャンマー航空で、
第1ターミナルへ移動しなければいけない。
え~っとざっと約1キロ以上あります(泣)
基本的にイレギュラーな乗換のようで、文明の利器の移動手段はありません。
だいたい20分以上は歩きました。

もうすぐバンコクには新空港ができるので、
もう手を加えないないんでしょうね。
でも、結構搭乗ゲートとか新しいところもあるのに、
もったいないよな。。。
タイに住んでいる友達に聞くと、
タイは今バブル状態らしい。
「タイ人は浮かれている」といっていた。
アジア通貨危機で痛い目にあっているのに、
タイ人っておおらかなんだな。。w

ちなみに近年GDPは4~7%と高い伸び。
ドンムアン空港の2004年の旅客数は、
前年比25%増の3796万人。
アジアの国際線主体の空港ではトップだそうです。

ちなみに近々開港予定のスワンナブーム新空港はこちら。
スワンナプームは「黄金ケ原」という意味。
規模は成田空港の3倍で、管制塔は世界一高いようです。
http://www.suvarnabhumiairport.com/en/index.htm

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レストランでビールと太麺のパットシィーユーをたいらげて、
なんだかんだ約3時間の乗継時間もあっという間でした。

ミャンマー航空8M340便
BKKバンコク20:30→RGNヤンゴン21:15

初のミャンマー航空でヤンゴンへ。
2列+3列の座席の小さい飛行機で、足元がめちゃくちゃ狭い。
20時30分バンコク出発、21時15分ヤンゴン着。
時差が30分で約1時間15分のフライトです。
国際線という気分より国内線移動です。

機内食も出ましたが、サンドイッチのみです。

もうすぐヤンゴンへつくというのに、
周辺には街の明かりがあまり見えません。
ミャンマーって予想どおり田舎なんだな。

空港前のホテルで明日に備える

ミャンマー航空は
予定通り21時15分、
無事ヤンゴンへ到着。

まず目に飛び込んできたのは、
質素な空港ターミナルビル。
しかも、飛行機がどこも横付けする施設がなく、
タラップから降りて、バスへ乗り込む。

「お降りの片はこのボタンを押してください」

噂どおりでした。
いきなりの歓迎です。
ミャンマーでは日本のバスの中古が走っていると。
しかもいきなり空港から乗れるとは思いませんでした。

路線バスに乗りイミグレに向かいます。
イミグレ・・・学校の教壇みたいなのが、ぽつっと3個ほど。
幸い機内預け手荷物がなかったので、
ならぶことなく入国。

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さてどこの空港もゲートにプラカードをもった
ホテルの迎えやら旅行会社の人がいますね。
そんな風景はここミャンマーでもいっしょ。

バックパッカーには関係ないんだけど、
今回は到着するのが遅く、翌日の出発が早いので、
空港前のホテルを予約していたので、お迎えありです。
ヤンゴンの中心部は車で30分ほど離れています。

名前を掲げたプラカードを見つけて、
さっそく白い日本車のバンに乗り込むこと、約30秒でホテルにつきました。
歩いてでも1分でいけそうな距離でした。
まあこれもサービスのうちなんでしょう。

シーズンズ ヤンゴン ホテル
Seasons Yangon Hotel

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ホテルロビーについてびっくり。
めちゃくちゃいいホテルだ。
ちょっと驚きでした。
ちなみにツイン1室、朝食つきで35ドル(約4,025円)。
結構お値打ちだな。
名前は「シーズンズ ヤンゴン ホテル」

ロビーでサネイトラベルの人と待ち合わせ。
明日のマンダレー行きの航空券の受け渡しと、
このホテル代の支払いです。
ミャンマーの国内線は旅行会社で買うのが一番安く、
サネイトラベルでは宿泊しているホテルまで配達可能てす。

ちなみにサネイトラベルは日本人経営の日本人向けの旅行会社です。
今回は西垣さんというオーナーさん自ら、チケットを届けにきてくれました。
もう10年近くミャンマーで暮らしているそうです。

暑季の真っ最中のミャンマー。
夜に到着したとはいえ、かなり涼しいので西垣さんに尋ねてみると、
「さっきまで季節はずれのモンスーンで大雨だったんですよ」
とのことで納得しました。
ちょうどいいタイミング。

ついでにお願いしていたドルからチャットへの両替えも、
破格のいいレートでしてくれました。
1ドル=1400チャットで、この先ミャンマー滞在中、
これ以上のレートに出会うことはありませんでした。

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鍵をもらって部屋にはいると、エアコンはがんがんきいているし、
大きなベッドが2つ、洗面所も風呂もきれいで、最高です。

せっかくいいホテルに泊まってるのに、
チェックインしたのは午後10時。そして明日の出発は5時30分。
わずか7時間30分の滞在。
朝食が5時からオープンって言ってたし、食べないともったいないしね。

寝るのももったいないけど、寝ないと意味ないし、
せっかくの寝心地良さそうなので、風呂あびて、
エアコンがんがん効かせて、12時には就寝しました。