引き続き、アンコールワットの第1回廊のレリーフを鑑賞します。
南面の西側から見ていきます。



<南面西側>
偉大な王の歴史回廊

アンコールワットの創建者スールヤヴァルマン二世。



ナラパティーンドラヴァルマン公。



王様らしき人物は、みんな浮かれた格好をしています。



兵士の頭の飾りが違うシャム兵士の行軍。
シャムは現在のタイのことで、要は外国人の傭兵部隊です。



<南面の東側>
天国と地獄

上から天国、中段が現世、下段が地獄と3段に分かれて描かれています。



下段の地獄絵図が一番理解しやすいです。
こん棒をもった鬼に人がたたかれています。



中段の現世
閻魔大王のもとへ向かう駕龍上の王。



18本の手に剣を持ち水牛に乗ってる閻魔大王。
仏教だけでなく、ヒンドゥー教でも登場するんですね。



柱に描かれたカンボジア語。
趣がある文字ですが、読むことは相当難しそうです。



<東面南側>
乳海攪拌

神阿修羅と神々。
この先は修復工事中で、この物語の核心部を見ることができませんでした。
いったん回廊の外にでていきます。



第一回廊の東塔門に描かれたデバター。
ふくよかな感じが伝わってきます。

乳海攪拌のレリーフが修復中でなければ、気にせずに素通りしていたかもしれないので、
ある意味幸運だったかもしれません。



胸のあたりだけが黒く色が変わっているのが気になりますね。
触っていて色が変わったのか・・・



遊び心で作ったようにしかみえないアニメのような顔をしたデバター。
見方によっては子供のようにもみえるかな。



<東面北側>
ヴィシュヌ神と阿修羅の戦い



今までのレリーフに比べ、彫りが浅くて少し見づらいような気がしませんか。
この東面北側からは、彫られた年代がまったく違います。
今まで見てきた西面、南面、東面南側は12世紀のアンコールワット建立時、
東面北側、北面は16世紀にアンコールワットを再発見された際に、作られたようです。



ガルーダの上のクリシュナ神。
その右にバララーマ、左にプラディユムナ。



<北面東側>
クリシュナとバーナの戦い

彫りがどんどん薄くなっていき、見づらくなっていきます。



クリシュナとバーナの戦い 24本の腕を持つバーナ



<北面西側>
神々と阿修羅の戦い

ナーガに乗るワーロナ神。



第1回廊のレリーフを見終わりました。

ブログに各レリーフに説明文を書いてますが、実際には、
保存状態のよさそうな場所や、大き目の登場人物を写真で撮っただけでした。
帰ってからブログを書くにあたり、描かれているものを調べてるうちに、
物語に興味を抱くようになりました。
そしてもっと物語をしっかり把握してから見ればよかったと後悔しています。
そうすればもっと興味深く、レリーフに描かれた物語を楽しめたことだと思います。

キーポイントになるレリーフを多数見落としているというか、
写真を撮っていなかったことにも後悔しています。