サウス・カイバブ・トレイルヘッドより少し歩いて、Yaki Pointまできました。
東側の景色が開けていて、絶景ポイントらしいのですが、
正直もうスケール感が麻痺してきてます。
対岸まで16kmあるのが、嘘のような感じさえしてきます。



シャトルバスで移動し、ビレッジにあるYavapai Point(ヤバパイポイント)へ。

さすがに似たような景色が続き、それほど感動はなくなってきました。
しかも午後1時すぎ、陰影がなくなって塗り絵のような風景になっています。

東西(左右)に伸びるコロラド川が作り出したグランドキャニオンも大きいですが、
そして南北(上下)に伸びるBright Angel Canyon(ブライトエンジェルキャニオン)も、
かなりの大きさの渓谷です。

ブライトエンジェルキャニオンとコロラド川の合流地点近くに、
渓谷内唯一の宿泊施設、ファントムランチがあります。



Geology Museum(地質博物館)に入った正面の窓です。
セオドアルーズベルト大統領のメッセージが書かれています。

彼は、自然保護にとても熱心で、国立公園を大統領が指定できる法律を制定。
グランド・キャニオンは1919年に国立公園として制定されています。



グランドキャニオンビレッジの中心、
ヤバパイポイントの一番突き出た場所に博物館はあります。
180度広がる眺めは最高で、博物館の窓枠がいい額縁になってくれます。



グランドキャニオンの生い立ちなどが説明されています。
入館料は無料です。



グランドキャニオンの地層がわかりやすく展示されています。
12層にも分かれていて、上部が2億6000年前、
最下層のコロラド川が流れる場所は18億年前。

こんな奥深くまで削ったコロラド川の流れも凄いですが、
削られる原因となったコロラド高原の隆起もすごい。



グランドキャニオン内にも、至るところにジリスがたくさんいました。
かなり人間慣れしているようです。

もう14時です。
これからフェニックスまで400km移動しなければなりません。



ようやくお昼ご飯用のクロワッサン・サンドの登場。

車を停めて、眺めの良い場所でいただきました。
空腹だったので、最高の昼食になりました。



グランドキャニオンビレッジからは、来た道を東に戻りました。
南へ進んだほうが、フェニックスには若干近いのですが、最後の悪あがき。

デザート・ビュー・ポイント(Desert View Point) 2,267m。
一番東側にあるポイントで、施設も充実しているので、
観光バスも多数駐車していて、わりと混雑していました。

他のポイントと違い、展望タワーが存在する。



内部はお土産屋になっていて、壁には現地民族の絵が描かれている。
階段をあがっていくと、展望ポイントへいけるようだ。



デザートビューポイントで、コロラド川は直角に曲がっている。
北側(上流)へ続く渓谷と、西側(下流)へ続く渓谷と両方見ることができる。

このようなポイントは他にはないので、人気があるのもうなずける。



今まで見えていなかった川の流れもよく見ることができる。

ノースリム側が急な斜面、手前側が緩やかな傾斜になっている。
コロラド川の流れが、カーブに沿って外側を削っているのがよくわかる。



グランドキャニオンビレッジのある西側(下流)方面。

エッジから、コロラド川までの標高差1,500mの深さと、
サウスリムとノースリムの平均16kmの川幅を両表見ることのできる
数少ないポイントのひとつだと思う。

ビレッジ周辺でポイントを変えても、大した距離ではないので、
眺望は大して変わらないが、ここデザートビューまで来るとかなり変化する。
最後にここを訪れて良かった。



隆起したグランドキャニオンのある高原から緩やかに下っていきます。

最後の国立公園を見終えて、寂しくなるかと思いましたが、
どこもあまりにもすごくて、充実感いっぱい、満足感いっぱいで、
グランドキャニオンを後にします。



再び、国道89号線に合流し、いったんフラッグスタッフ方面へ。
右側に、アリゾナ州最高峰のハンフリーズ・ピーク(Humphreys Peak、標高3,850m)を
眺めながら数キロにわたる直線道路を進みます。



フラッグスタッフでいったん給油。
少しだけインターステイト40号線を西に走り、
インターステイト17号線を南下し、フェニックスを目指します。
本当、最後までいい天気に恵まれて最高でした。



I-17沿いのアンセム(Anthem)という町のウォルマートによりました。
お土産になるようなものを物色します。



郊外のスーパーだから、ほんとでかい。
食料品は、日本よりだいぶ物価が安いですね。
デフレと呼ばれている日本は、本当なのか疑問に思うほど。

ビーフジャーキーや、スパイス類を安価で購入し、お土産にしました。



フェニックスまでもう少しです。
今回、ガソリンは満タン返しする必要はないのですが、
あと212マイル(341km)も走れる・・・
フラッグスタッフでガソリン入れすぎたかな。

この時点で、走行距離が1515マイル(2,438m)。
返却するころには、2,500kmは越えそうですが、
道は広く走りやすく、そしてクルーズコントロールのおかげで、
ほとんど疲れることはありませんでした。
さすがに早朝起きが多かったので、眠かった場面は多々ありましたが。



しかし、さすがにフェニックスの都心部に入ってからは交通量も増え、
夜間の高速道路の走行は緊張し、疲れました。



20時30分。フェニックスのホテルに到着です。
大きなユタ州とアリゾナ州の地図、そしてホテル周辺のプリントした地図。
これだけで最後まで、ほぼ道を迷うことなく、過ごすことができました。
われながら、こういう感覚は優れてるのかなと思います。

最後はホリデイ・イン エクスプレス ホテル & スイーツ フェニックス ダウンタウン。
長い名前のホテルですが、文字とおりフェニックスの中心部にあります。
しかし、フェニックスという町は不思議なところで、
中心部が中心らしくない。
繁華街っぽい場所もなく、人通りも少なく、いい意味で治安が良さそうです。



夜も遅かったので、ファーストフードを買って部屋で食べることに。
というより、タコベルを食べたかったのです。
部屋でwifiが使えたので、場所を調べて直行しました。



セットメニューがだいたい5ドルですからね、本当安いです。
アメリカではタコスのチェーンは至るところに見かけるのに、
日本にないのが不思議なぐらいです。




最後の夕食にしては、ちょっと寂しいですが、タコス美味しい。

実はホテルに着いてから気づいたのですが、iphoneが見当たりません。
wifi専用で利用してたので、常に持ち歩いていないと不安ではなかったので、
いつ無くしたかわかりません。
昨晩のホテルに忘れてきたのか、それとも落としたのか・・・
もちろん落としてたら、見つかるはずはないですね。

取り急ぎ昨晩泊まったホテルにメールを入れておきましたが、
すぐに返信があるわけでもなく・・・
電話できるほど語学力があるはずもなく・・・。

最後の最後でやってしまいました。
逆に最後で良かったのか・・・

明日明るくなったら、もう少し詳しく車を調べれば出てくるかもという
淡い希望を抱きながらベッドへ向かいましたが、
iphoneの行方が気になって、なかなか寝付けませんでした。

旅行日:2011年05月03日
記載日:2013年02月20日