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湾内には小型の船舶が多数係留されている。
漁は土曜日で休みだったのでしょうか、
船舶の往来はほとんどありませんでした。

「力石」と呼ばれ、港で荷揚げしていた人たちが、
この石を持ち上げ、力比べをしたようです。
140〜200kgと書いてありましたので、相当重たいですね。
一番低くても140kgって、すごいですね。

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鞆の浦の時間の流れはとってもゆるやかです。
お年寄りが歩いている姿がとても多く目につきます。
高齢化というよりは、歩いている外に出てきているという事は、
お年寄りが元気で、地域との交流が活発なんだと思います。

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海沿いの道から、常夜燈を目指すのに、
人がすれ違うのがやっとの細い路地を抜けていきます。
がらっと雰囲気が変わった気がします。

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鞆の浦の中で一番観光向けのお店が集まる通りでした。
まさに江戸時代の街並みといっても過言でないほど、とっても雰囲気があります。
昔ながらの旧宅をそのまま利用しているようで、
建物の新しさなどは特に感じませんでした。

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干物を売っていたりと、商業的にはしっている感じはせず、
ほんと好感がもてた街並みでした。
それにしても三連休なのにこの人通りなので、
のんびりした雰囲気が良かったのかもしれません。

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鞆の浦のシンボルの「常夜燈」で、
灯籠燈(とうろどう)と呼ばれる江戸時代の灯台です。
高さ11mもあり、石積みで作られていてます。
港の中にあるものとしては、日本一の大きさだそうです。
また周辺は雁木(がんき)と呼ばれる石段になっていて、
港周辺がほとんどの場所で雁木になっています。
これは潮位に関わらず、荷揚げする為に階段状したもので、
これも日本一の規模を誇るそうです。
この近くに「いろは丸展示館」があり、
坂本龍馬が乗船していて沈没したいろは丸の引き揚げ物など展示していました。

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鞆の浦が話題になったのは、映画よりもむしろこの記事。
細い道路しかないため、海を一部うめたてて、
海側に架橋道路を作ろうという行政の計画を、
裁判所が差し止めたもの。
号外でこの記事が取り上げられたのも、
地元住民がいかに関心をもっていたかをうかがわせてくれます。
実際、山の中にトンネルを通したほうが、
工事費が安くあがるらしいのですが、
いったいなんのために、海側に作ろうとしたのか。

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と、ポニョも言っていますね。
実際、海側に架橋道路が作られていたら、
美しい鞆の浦の景観がすべてぶち壊されていたと思います。
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