行き先表示板

機内は満席とはいかないまでも、空席はわずかなものだった。
インドは人気の目的地でもないが、さすがにGW。
大半は日本人旅行者で、インド人は1割ぐらい。
キャビンアテンダントも8割が日本人で、
インド人のスタッフはひとりしかいなかった。
エアーインディアに乗ると、
サリーをきたキャビンアテンダントが出迎えてくれて、
機内はマサラの匂いがして、すでにインド気分らしいが、
JALは、まったくインドの雰囲気は感じられなかった。

JALのオンラインで予約すると、
事前に席を指定することができる。
成田−デリー間は、777-300が就航していて、
席の配列は、3−3−3である。
これが問題で、好きな窓側に座ると、
トイレにいくときは、2つ分の席をまたがなければいけない。
窓側以外であれば、1つ分の席をまたぐだけ。
時間にして約9時間のフライト。
迷った挙句、もしかしたらヒマラヤが見えるかもという誘惑にまけ、
いつも通り窓側に席を確保したが、今回は失敗だった。

まずは横二人が25歳前後の女性二人ということ。
これは、なかなかトイレにはいきずらい。

景色は伊丹空港から成田へきたときとほぼ同じルートで、
一度大阪方面へ向かうので、ほとんど同じ景色。
しかも富士山の近くは通らない。
そして、九州を出てから、
インドまでの間がほとんど雲の中だったこと。
これでは、窓側に座った意味があんまりない。

離陸してすぐにドリンクとおつまみのサービス。
そして1時間後に機内食のサービスが始まるが、
席には機内食のリーフレットがある。

「若鶏のグリル スパイシーソース添え」
又は
「牛肉とじゃが芋の旨煮 山菜御飯添え」

スパイシーという言葉に反応してしまった。
インドにいる間ほとんどスパイシーな食べ物ばかりだろう。
若鶏のグリルはビールに合いそうだったが、
また窓側に座っているので、あんまりトイレは行きたくない。

機内食1回目

結局、マイナス要因のことばかり考えてしまい、
「牛肉とじゃが芋の旨煮 山菜御飯添え」をチョイス。
ほかに、シーフードの胡麻風味マリネ、中華クラゲ、
ポテトサラダ、フレッシュ サラダ。
デザートは白桃のパンナコッタ。

横の席の女性は、機内食を食べながら、
美味しそうにエビスビールを飲んでいる。
すごくうらやましい。
チベットやらモロッコやら、いろんな国の旅話をしている。
結構みんな出かけているんだな〜
とか思っていると、最近親が見合い話を持ってきて・・・
女性は話が尽きることがないんだなと感心。
その後彼女たちはデリー到着間際までゆっくり寝ていた。

はじめて日系の航空機で海外にいくので、
少し機内食を期待はしていたのだが、まあ普通だった。
やはり昨年利用したシンガポール航空のほうが、
格段に上というのが正直な感想。

機内モニター

そのシンガポール航空と同じように、
今回の機材には各座席シートにパーソナルモニターがあり、
「MAGIC」と呼ばれるJALエンターテイメントが楽しめる。
これはゲームや映画などが楽しめるもので、
映画は自分のペースでスタート、一時停止ができるのが良い。

景色も見えないので、さっそく食後に映画を見ることに。
「硫黄島からの手紙」
この映画を機内の小さい液晶で見ると結構疲れます。
日本語なので字幕じゃないだけ、ましだろうけど、
比較的暗い場面が多いので、凝視することが多い。
あとは戦争映画なので、基本的に内容は結構重たく、
戦闘シーンの銃撃音の大きさ・・・
結構長くて3時間ぐらいはあり、
見終わったとたんに、どっと疲れたこみ上げてきた。

雲の上

飛行機はまだ中国は昆明上空。
しかし、だんだんと空は暗くなりかけている。
ヒマラヤが見るために、
わざわざ右後方の窓側を確保したのだが、
これもまた失敗に終わった。

その後は、映画でどっと疲れてしまったので、
あまり本やテレビを見ることもなかった。

飛行機は、逆風になるジェット気流の影響を受けて、
到着が1時間近く遅れるというアナウンスが改めて入る。
そして到着地の気温のアナウンスが入るが、
「到着地のデリーの現在の気温は41度。」
機内にはどっとざわめきが起こった。
すでに日は暮れかけているというのに、
この気温は一体どういうことだ。
分かってはいたのだが、現実に数字を突きつけられると、
暑さに絶えられるのか不安になってくる。

機内モニター

地図上でインド上空にはいったことを確認する。
窓の外の雲は晴れたようだが、すでに真っ暗。
たまに見える街路灯もオレンジ色っぽいところは、
東南アジアっぽく、発展途上の国を感じさせる。

機内食2回目

到着前にもう一度機内食が配られ始める。
筍御飯と付け合せ、杏仁豆腐。
御飯が温かかったら良かったのだが。
JALももう少しがんばってほしい。

まもなくデリー到着のアナウンスがながれる。
いよいよインド入国が近づいてきた。
緊張感が高まってくる。

しばらくして、デリーの市街地上空にさしかかる。
少しおどろいた。
思っていたよりもかなり街は明るく、車の通行量も多い。
想像ではもっとスラムなイメージで、
ほとんど真っ暗だと思っていたのだが、
この景色を見たことにより、緊張感はいっきになくなった。

成田空港を14時40分に出発し、
19時55分到着予定から遅れること30分。
約9時間30分の長いフライトがようやく終わった。

というより、トイレにいきずらかったままで、
結局最後までトイレに行かなかった。
よくもったものだ。

【旅行実施日:2007年04月29日】
【日記記載日:2007年05月18日】