デリー空港

インディラ・ガンディー国際空港に到着した。
窓の外にはエアーインディア。
ようやくインドにきたという実感が涌いてくる。

空港内はもっと暗いかと思っていたら、
思っていたよりも普通の空港。
成田空港以来、ひさしぶりにトイレにいったが、
水洗だし、汚くはない。
空港自体はそれほど大きくないので、
日本からの航空機が到着すると長蛇の列ができたが、
イミグレも思っていたよりもスムーズに人をさばいていた。

怖いと思っていたインドのイメージが良い方向に変わってくる。

ターンテーブルでバックパックを受け取る。
そしてルピーに両替しなければいけないのだが、
前方には2つの銀行がある。
左手に「Thomas Cook」、
右手に「State Bank of India」。

すでにThomas Cookだけに20人ぐらいの行列ができていた。
State Bank of Indiaには、2人。
今、空港にいるのはほとんどが日本人。
実は地球の歩き方にはこのように書かれていたと思う。
(帰りに地球の歩き方をインド人にあげてしまったので)

「右手のState Bank of Indiaでは、
ごまかされることがあるので注意。」

日本人は情報に忠実に行動する。
もちろん自分も例に漏れず、Thomas Cookに並んでいるのだが。
右のState Bank of Indiaではすぐに客がいなくなり、
こちらの行列に向かって、手招きをしている。
しかし、それに反応して向かう人などいない。
彼が悪いのではないかもしれないが、
日本のガイドブックに悪い記事を投稿されてしまっては、
どうしようもないだろう。

もしState Bank of Indiaのスタッフが
悪い記事を掲載されていることを知らなければ、
「自分の人相が悪い?」
「Thomas Cookのほうが、外資で人気がある?」
などと考え、かなり不思議に思っていることだろう。

偶然かもしれないが、Thomas Cookのスタッフのほうは、
頭にターバンを巻いてる男性できっちりとした雰囲気がある。

途中で、State Bank of Indiaに行ってもいいかなと思ったけど、
すでに並んでいる時間を考えると、
いまさら移動するのももったいない。

300ドルを両替して、12,000ルピーになった。
100ルピーが10,000ルピーという札束になっていて、
中心部をステイプラーでとめられている。
念のために破れている札もないかチェックしてみたが、
問題はなかったようだ。

少なくとも地球の歩き方の情報は間違ってはいない。
しばらくの間はState Bank of Indiaは
日本からの便が到着するときだけは、
売り上げが少ないのは確かだろう。

入国まではそれほど時間がかからなかったが、
両替で30分ほど費やしてしまい、
時計は夜の10時に近づいていた。

※空港内は写真撮影禁止。

【旅行実施日:2007年04月29日】
【日記記載日:2007年05月22日】