ジョードプルの街
<大きな写真>

宿からメヘランガル砦に向かうには、
遠回りしていく大きな道と
近くから車の上がっていけない小さな道の2通りある。
当然歩きなので、近い道を選択する。

しかし、相変わらず旧市街は道がややこしく、
ガイドブックには書かれていない道ばかり。
おおよそ城の方向を目指せばいいのだが、
最初に目指した道は行き止まりだった。

ジョードプルの街
<大きな写真>

再び戻って、次に道が2つに分かれている場所に出てきた。
今度は近くにいる老人に道を聞いてみた。
すると子供が城のほうを指差して、手招きをしている。
どうやら案内してくれるようだ。

この子供何を話すわけでもなく、
ひたすら坂を上がっていくだけ。
まったくこっちに興味を示していない。
しかし、坂を登っていくスピードの速いこと。
こっちはすぐに息切れ状態になってゆっくり歩いてしまう。
自分がちょっと情けなく感じた。

ジョードプルの街

青い町の住宅地の坂を登り切ると、
メヘランガル砦へ続く道が見えてきた。
やるな少年。
彼はどうやらここで帰るらしい。
そして「髪をシャンプーしたい」と頭を指差した。

普段ならお金を出したりはしないのだが、
今回はきっちり自分の目的と彼の案内がマッチしたわけで、
このまま払わないわけにもいかない。

「シャンプーするのにいくら?」と聞くと、
「10ルピー」という返事が返ってきた。
いったいこの金額が高いのか、安いのかがまったく想像つかない。
いづれにしても案内してくれた価値としては十分だったので、
10ルピーを彼に渡した。

ジョードプルの街
<大きな写真>

しかし、彼はにこっともせずに坂道を走って行った。
最初から最後まで彼は1度も絵顔を見せなかった。
ジョードプルで出会ったインドの子供たちとは一線を画していた。
笑わない子供…

ちょっと怪訝な顔をして、再び坂道をあがっていこうとすると、
その様子をみていた近くのゲストハウスの女性が、
こっちを見てにっこり笑った。
その笑いはなんだったか分からないが、
なんとなく気分的に救われたような気がする。

ジョードプルの街

ここまで来ると街の視界がかなり開けてきたし、
いっきに住宅が少なくなってきた。
砦へ続く石畳の道を再びすすんでいくが、
時間が進むにつれてどんどん気温が上昇してきた。
今日一日体がもつのかな・・・

道の脇から建物がなくなったとき、
ジョードプルの街全体が一望することができた。
なかなか素晴らしい景色だった。

ジョードプルの街
<大きな写真>

それでも、砦の高さから比べればまだ半分ほどなので、
砦からの景色はもっと素晴らしいのだろう。
ジョードプルにきた目的は青い町の景色を見ること。
これから見るであろう砦からの景色に期待せずにはいられなかった。

【旅行実施日:2007年05月01日】
【日記記載日:2008年01月17日】