太陽が落ちる前に能取岬を後にした。
今日の宿泊は知床半島のウトロ温泉で、
網走からは2時間弱はかかるだろう。

国道244号線を斜里まで東向きに走るので、
進行方向はすっかり暗くなっていたが、
サイドミラーには綺麗な夕景の空が描かれている。

あまりの美しさに、いてもたってもいられなくなり、
一度、濤沸湖の駐車場で車から降りた。
夕焼けには間違いないのだが、
あまりにも透き通った空の色だったので、
一瞬これから太陽が昇るのかと勘違いするほどの空。



目の前には湖面が凍った濤沸湖。
周辺には建物も、高い山もないので、
ひさしぶりに空の広さを実感した。



こんなことをしていたら、いっこうにホテルに到着しない。
斜里の市街地を抜けてるころには、真っ暗になっていた。
すでに夜7時ごろの感覚だったが、
時計はまだ6時を過ぎたばかり。
東にきているだけ日が沈むのが早いので、時間の感覚も狂う。
同じ緯度でも北半球は冬は日が暮れるのが早い。

知床半島の西側を走り、もうすぐでウトロというときに、
国道沿いにライトアップされた場所を通り過ぎた。
そこにはオシンコシンの滝がある。
夜に来ることはなかなかないだろうから、
車をUターンさせて見に行くことにした。

オシンコシンの滝は幅が広いが、右半分はすっかり凍結してしまって、
左半分だけが水が流れている。
それにしてもこのライトアップの色は、
どうにかならないだろうか。
真っ白にライトアップされてれば、幻想的な感じもする。

 

確かに北海道の人からすれば、普段から白い世界なので、
やはり色づけしてしまう気持ちは分からないでもないが。

ようやく午後7時に、ホテル知床に到着した。