沖合いのほうに歩いていきます。
その表現は正しいのか・・・
海の上を歩いているのには違いないのですが、
氷の下は深い海だと思うと、本当に不思議でなりません。



途中に途切れている部分もあるでしょうが、
この流氷は延々と続き、ロシアまでつながってるようで、
その距離はざっと0000km。
当然、見渡す限りは永遠と流氷が続いています。
そして空は雲ひとつない青空。



青と白色だけの世界をさまよっている。

異国の地というよりは、地球ではない別の星にきたような感じです。
宇宙服のようなぶかぶかのドライスーツを着ているせいもあるでしょうが、
本当にそんな錯覚さえ覚えます。





流氷はただ白いだけではなく、
たまに青く光っているようなものもあります。
これは流氷に含まれる気泡と太陽の光の屈折によって
青く見えるようなのですが、
本当に氷自体が光っているようでとても神秘的な青さです。

これほど流氷がぎっしりと接岸することは近年なかったそうですが、
「天気も良いし本当に良かった」ということを、
スノーシューのガイドさんに話をしたときに聞いた話です。

ぎっしりとオホーツク海を流氷が覆うと比較的天気がよいそうです。
それは海から湧き上がる水蒸気を流氷がさえぎるために、
上空で雲が発達することが少なくなるからだそうです。

自分が流氷も見れて、天気も良かったというのは、
幸運や偶然だけではなく、自然界の連鎖によるもの。
あらためて自然の偉大さを実感しました。



もちろん今回の流氷ウォークのガイドさんも
流氷について詳しく説明してくれました。

岸に近い時には流氷が薄い部分もあったのですが、
沖に出てくるときには、氷がしっかりとしているので、
自由に歩き回ることができます。



流氷上に寝そべったり、
流氷の山に登ったり、
流氷の氷の塊から滑ったりと、
貴重で楽しい時間を過ごしました。

実際に氷の上にいるのは1時間ぐらいでしょうか。
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
それでも、ほかにいた流氷ウォークの人たちは、
だいぶ前に引き上げていたようで、
時間もたっぷりとってもらったようです。
また沖に出てくると他の人たちは見かけなかったので、
自分たちのツアーだけは、かなり沖まで歩いてこれたようです。
これもガイドさんのおかげ。感謝、感謝です。

遠くに知床連山を眺めながら、
もう終わりかと流氷を踏みしめながら岸を目指します。
最後にもう一度海の中に入ってから、
岸にあがり、ドライスーツを脱いで、
流氷ウォーク終了。

ドライスーツを脱いだ開放感と、
流氷ウォークの満足感は計り知れないものがありました。