昼食を食べ終わって午後3時。
天気は相変わらず雨模様。
宿毛からこのまま西側に向かってしまうと、
すぐに愛媛県の県境となるので、
今回楽しみにしていた四万十川を目指し、
四万十市(旧中村市)に戻った。

それにしても中途半端な時間。
四万十市までは意外と近くすぐについたので、
時間の許す限り、四万十川をさかのぼっていくことに。

四万十川といえば日本最後の清流として知られているが、
意外と日本有数の暴れ川のようで、
大雨がふると水位があっという間に上昇するらしい。
そこで考え出されたのが、
沈下橋というシステム。
増水したらいっそ水の中に沈めてしまい、
水を受け流してしまう。
橋の欄干がないし、まったく平らな橋上のため、
慣れていないので車で渡るときなどちょっと恐怖さえ感じるのである。



一番下流にある沈下橋の「佐田沈下橋」。
川下には普通の橋はかかっているのだが、
沈下橋としては一番市街地に近い。

ちょうど雨がやみ、山には靄(もや)がかかっている。
まるで水墨画のような雰囲気になってきた。
雨の日も悪くない。

「日本最後の清流」のイメージで抱いていたより、
川幅は思ったより広く、
それほど綺麗ではなかったが、雨の影響だとは思う。



これは下流から2つめの三里沈下橋。
佐田沈下橋よりはかなりひっそりとしている。

四万十川に対しては平行して国道が走っているので、
実際に橋を使う人はその対岸に暮らす人々。
交通量が多いようでは確かに危ないとは思う。



沈下橋は思った以上に多い。
勝間と口屋の沈下橋は通過して、
岩間沈下橋までやってきた。
ちょうど川原が広い場所にかかっていて、
渡ってみると対岸の集落がとても風情があって綺麗だった。

まさに日本の原風景。
これも雨上がりならでは落ち着いた感じが良かった。

上流に向かっていくが、
だんだんと川面から道までの高さが出てきて、
まるで渓谷のようになってきた。
とにかく引き返すポイントがないので、
江川崎という小さな町までやってきてしまった。
地図でみると左にそれ1時間ほどいくと愛媛県の宇和島までいける。
かなり奥まで来てしまった。

あたりもだいぶ暗くなってきた。
さて今日の宿はどうするものか・・・